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パルミーで「ファンタジー建築講座」体験/かかった時間・良かった点・改善して欲しい点など

2021-02-19

今日から新しい講座スタートなのでワクワクしています。
講座タイトルは「萌えるファンタジー建築講座」ですが、バナー画像を見ただけでも萌えました♪

【目次】

  1. 1日目は解説のみ / 建築物の萌えポイント・資料の見つけ方
  2. 2日目も解説のみ / 窓・屋根・扉など建築のデザインを解説
  3. 3日目:【実践】小さなハーフティンバーを描く(線画)
  4. 3日目:【実践】小さなハーフティンバーを描く(色塗り)
  5. 「萌えるファンタジー建築講座」受講完了までにかかった期間
  6. 「萌えるファンタジー建築講座」で良かった点、改善して欲しい点
  7. まとめ
  8. 取り組み講座 / ファンタジー建築講座 by 酒井達也先生

デジタルイラスト初心者「ふく」のオンライン講座体験記

2020年6月にデジタルイラストを勉強しようと思い立つ。
2020年7月からオンライン教室「パルミー(Palmie)」の利用開始。
幻想イラストとか描きたいと思うが、まだデジタルイラスト超初心者。毎日、30分から60分はイラスト時間を確保できるように頑張ってます!

目次

1日目は解説のみ / 建築物の萌えポイント・資料の見つけ方

描くことはなく、解説のみの短い動画が4本でした。
プロの先生のお話、参考になりました!

講師紹介・講座紹介
建築物の萌えポイント解説
建築物の資料の探し方【検索編】
建築物の資料の探し方【実生活編】

2日目も解説のみ / 窓・屋根・扉など建築のデザインを解説

1日目にかかった時間が非常に短かった(合計16分20秒)ので、2日目の動画も続けてみました。

見てるだけでほわわとなっちゃうような、ファンタジーの「窓・屋根・扉」のイラストを見ながら、解説を聞きました。
スタジオジブリみたいな、ロールプレイングゲームみたいな味のあるレトロなイラストでした。

建築意匠解説「窓・扉」
建築意匠解説「屋根・増築」

3日目:【実践】小さなハーフティンバーを描く(線画)

ハーフティンバーとは
 柱・梁(はり)などの枠組みをむき出しにして、その間を煉瓦・土・石で埋めて壁とする西洋木造建築の様式。

「実践編、いきなり難しそう。。。」

でも、先生いわく、「意外と簡単」との事。

最初に土台になる立方体なのですが、これは準備されてました。
この土台がおかしいとちゃんと家が建たないとかで3点透視で描いてくれてるそうです。

私はクリップスタジオを使っているので線画はベクターレイヤーの方があとあと楽だと思ったので立方体はベクターレイヤーで描きなおしました。

土台を切り取って、家の形をとっていきます。

が!!!
ここで気になったのが、ベースは3点透視でパースを意識しているのに、ここからの描き込みはフリーハンドで「なんとなくパースを気にする」という感じです。大体、線の真ん中あたりをつなぐ線を描く、、、、とかいう感じですww

動画を早送りして最後まで見ましたが、味わいがあるフリーハンドのお家が完成します!
でも「ふく」は過去にパースがぐちゃぐちゃになっちゃったので、ところどころに「等分割定規」を使いながら描いていきました。

途中で細い平行線が出てきたところでは、何度も何度も何度も何度も描きなおして、どうにか平行になりました。
初心者あるあるですが、まっすぐな線を描くのは難しいです。
しかも近くに平行の線を引くとゆがみがますます目立っちゃいます(汗)

屋根に窓と瓦を描いていきます。
先生は1・2段瓦を描いて「あとは同じように描いていきます」という感じだったんですが、窓の突き出したところまできて、、

「先生が描いたのより、微妙に瓦が大きすぎて窓の上に瓦が上手く描けないっ!」
という事に気づきました。それでも強行突破しようか悩みましたが、、、

描きなおす事にしました(涙)

描きなおすからには念には念をいれて、
補助線を入れました(水色)
瓦の数が先生と合うように等分割定規で目盛り入れました

先生は瓦を何段か描いてからコピペしたりはするそうですが、1段描いてそのまま全段コピペとかはしないみたいです。

素朴な感じになりますよね♪
私も見習って、全段手描きでいきました!!!

補助線と定規を非常時にしたところ↓
最初のよりは全然、マシですね^^

壁・窓・小物など描き込んでいきます。
かなりの時間を要しましたが、線画は完成しました↓↓
*瓦以外の線画が誤って全消去して保存してしまって描きなおしてました(涙)

3日目:【実践】小さなハーフティンバーを描く(色塗り)

色塗りスタート!

先生は何色を作っていて、何のブラシを使っているのか分からなかったので、目で見て何となく合わせていきました。

まずは地面からざっくり塗りました。

下地を塗り終わりました。
私はやり直しが楽になるように、できるだけ細かくレイヤー分けして塗りました。
「地面」「1階の壁」「2階の壁」「屋根」「小物」「窓」「煙突」くらいには分けました。
先生はもうちょっと少ないレイヤーで分けてました。

乗算レイヤー」で影の着色、「覆い焼きレイヤー」で光が当たってるところの着色をしました。

道を描いたり、色むらを入れたりして、生活感を出します。
瓦の段差に影を入れたり、ちょこちょこっと手入れをしていきます。

「細かいようでいて、ざっくり」「ざっくりなようでいて、細かい」
このあたりのバランスが参考になりました!

完成しましたが、同じ色味で真似して塗っていたようでいて、完成は全然違います~><

「萌えるファンタジー建築講座」受講完了までにかかった期間

かかった日数は短くて「3日間」でした。
私は途中で瓦以外の線画消失という事件がありましたが、スムーズにいけば1日とか2日で終わる講座だと思います。

講座のタイムスケジュールは下記の表になります。

大テーマ 小テーマ 時間
建築物の萌えポイント・資料の見つけ方 講師紹介・講座紹介 0分41秒
建築物の萌えポイント解説 8分53秒
建築物の資料の探し方【検索編】 3分49秒
建築物の資料の探し方【実生活編】 2分57秒
合計 16分20秒
建築意匠の解説 建築意匠解説「窓・扉」 9分43秒
建築意匠解説「屋根・増築」 9分24秒
合計 19分7秒
【実践】小さなハーフティンバーを描く 定番工法ハーフティンバー 2分27秒
線画の作り方 16分52秒
塗り方 11分13秒
仕上げ 8分18秒
最終仕上げ 6分1秒
合計 44分51秒

「●日目」とありますが、1日目と2日目は見るだけですし、早送りにすればすぐに終わります。

3日目の実践ですが、先生はある程度描いたら「できあがったものはこちら」という感じで、お料理番組風に差し替える個所もあります。
また、初心者が先生と同じとまではいかなくても、そこそこのレベルで描くのには動画を止めてじっくり描く時間も必要です。

ちなみに会社員の私は、1日に1時間~2時間はとってやってました。

「萌えるファンタジー建築講座」で良かった点、改善して欲しい点

良かった点

モチーフをどこから見つけてくるのか参考になった
資料から、架空のファンタジー建築を作るプロの思考回路の一部が理解できた
光と影の入れ方の勉強になった
「細かいところ」「ざっくりなところ」のバランスが参考になった
プロの描く過程を見ながら練習できるので自信がついた

改善して欲しい点

先生の作った色、使用ブラシが動画が流れる際にちらりと出てくると嬉しい
先生のPCやタブレット含めた作業環境に興味があるので公開して欲しい

まとめ

今回の動画は本当に可愛らしいお家で萌えました~。

こういったお家を丁寧に描いていくのって楽しそうですよね!!
瓦1枚、窓1枚がコピペじゃない手描きだと温かみがありますし、微妙にゆがんだ線も味が出てます。

先生のレベルだと温かみ&味ですが、初心者の私は何回も描きなおしてもゆがんだ線&見ずらい絵になっちゃいますので、また練習していきたいと思います。

取り組み講座 / ファンタジー建築講座 by 酒井達也先生

ファンタジー世界の建物を描きたいけれど、知識が無くて描けない……。
デザインの仕方が分からなくて豆腐の様な家になってしまう……。

この講座は、そんなお悩みを解決する、建築知識の講座です。
全3回に分けて、ファンタジー建築のデザインのコツを学んでいきます。

●建築知識・建築の萌えポイント解説(1日目〜2日目)
魅力的な建築物を描くための知識や、ファンタジーの世界観を盛り上げる意匠を解説します。
窓や屋根、扉、増築など素材や地域の違いなどを表現するための知識を得ることができます。

●建築物の描き方実演(3日目)
先生の実演と一緒に、小さな家の描き方を完成まで順番に学びます。
塗るべき色のカラーパレットもあるので、お手軽に家の描き方を学べます。

ファンタジーイラストを描きたい、建築の知識を得たいという人にぜひおすすめの講座です!

パルミー(Palmie)

 

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