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イラスト初心者が上級講座に挑戦☆「ファンタジー背景の描き方講座 その1」草・雲・木・湖・海

2021-03-03

約8か月ほどパルミーを受講してきましたが、いつかはファンタジー世界を描きたい私にとってはワクワクする講座です♪

ざっくりと講座内容を見てみると他の講座で勉強してきた事とかぶってる部分もあるので、過去のレッスンが活かされたらいいなと思います。

デジタルイラスト初心者なのですが、こちらの講座は上級になります。

なぜ、この講座を選んだのかというと、幻想イラストを描けるようになりたいとパルミー運営にメールしたら、おすすめ講座の中にあったからです。
そのあたり詳しくは「モチーフ別 背景の描き方講座」を終えた後のまとめブログに「なぜ ”モチーフ別 背景の描き方講座” を選んだのか」に書きました。

[nlink url="https://fukudamari.com/motif_background_course_summary/"]

【目次】

  1. ファンタジー背景の基礎知識(「ファンタジー背景の描き方講座 その1」)
  2. ファンタジー背景のモチーフ:草・雲の描き方(「ファンタジー背景の描き方講座 その1」)
  3. ファンタジー背景のモチーフ:木・水面の描き方(「ファンタジー背景の描き方講座 その1」)
  4. ファンタジー背景のモチーフ:地形・建物の描き方(「ファンタジー背景の描き方講座 その2」)
  5. ファンタジー背景メイキング(「ファンタジー背景の描き方講座 最終回」)
  6. 「ファンタジー背景講座」の良かった点・改善して欲しい点(「ファンタジー背景の描き方講座 最終回」)
  7. 「ファンタジー背景講座」受講完了までにかかった期間(「ファンタジー背景の描き方講座 最終回」)
  8. まとめ(「ファンタジー背景の描き方講座 最終回」)

デジタルイラスト初心者「ふく」のオンライン講座体験記

2020年6月にデジタルイラストを勉強しようと思い立つ。
2020年7月からオンライン教室「パルミー(Palmie)」の利用開始。
幻想イラストとか描きたいと思うが、まだデジタルイラスト超初心者。毎日、30分から60分はイラスト時間を確保できるように頑張ってます!

目次

1.ファンタジー背景の基礎知識

大テーマ 小テーマ 時間
1.ファンタジー背景の基礎知識 授業スタート 6分23秒
ファンタジーとは(代表的なイメージ) 3分10秒
ファンタジーとは(日常・非日常) 2分7秒
ファンタジーとは(代表的なモチーフ) 14分45秒
制作上の注意点 6分27秒
制作の流れ(ラフスケッチ) 6分35秒
制作の流れ(色のイメージ) 4分15秒
次回予告 3分3秒
合計 46分45秒

非日常な背景に代表的モチーフの紹介。

非日常世界を描くのですが、「実はその世界はどこかに存在するんじゃないのかな?!」というリアリティを持たせるために無視しない方がいい現実世界の法則についてなど解説してくださいました。

確かに、天空の城が本当にあるように思わせるように、太陽光を当てないと物質が存在してないみたいに見えますもんね。

ラフから完成までの工程の説明もしてくださいましたが、「はすみゆうき」先生はモノクロでラフを描いていくタイプみたいです。最初から色を決めると進まないので、イメージをいったんモノクロで描き上げるそうです。

ラフを元に色をのせていく段階で様々な色をのせて試してみて、しっくりくるイメージに決めていきます。
こうやって、ラフを元に色を簡単に変更できるって「デジタルイラストって、いろんな可能性があっていいな」って思います。

これからはファンタジーイラストが描けるようになるために、基本的な現実世の自然モチーフの描き方解説になるみたいです。

過去のパルミー講座で「モチーフ別 背景の描き方講座 by 酒井達也先生」を受講しました。

先生によってどのような違いがあるのか」「酒井先生に習った事を活かせるのか」楽しみです。

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2.ファンタジー背景のモチーフ:草・雲の描き方

大テーマ 小テーマ 時間
2.ファンタジー背景のモチーフ:草・雲の描き方 授業スタート 1分33秒
草の描き方 15分31秒
雲の描き方 23分43秒
雲の描き方(見せ方やブラシ) 7分28秒
次回予告 0分41秒
合計 48分56秒

まず最初に思ったのは、「先生が板タブレットに描いている手元も映してくれている!」という事でした。

いくつかパルミー講座を受講しましたが、制作画面表示はしてくれていますが、手元は映ってなかったので、力の入れ具合とかペンのはらい方とか分からなかったので、嬉しいです♪

何を準備したらデジタルイラストが描けるのか分からないくらいの超初心者からのスタートだと線を描くのも色を塗るのも、動画と同じようにいかないものなので、、、

もったいないなと思ったのは、手元の手の甲側から映しているので、ペン先が手が隠れてしまって見えづらいという事でした。

1.草の描き方

草のシルエットをブラシで描くのは難しいので、「選択ツール」で草のシルエットを描き始めました!

草のシルエットをブラシで描くのは難しいので、「選択ツール」で草のシルエットを描き始めました!


今回はしっかり形をとって草を描くからですよね。

「酒井達也先生」や「よー清水先生」の講座を受講した時は草木は全体的にそれっぽく見えるような描き方を教えていただきました。

選択範囲にベースの色を塗りました。

選択範囲にベースの色を塗りました

ちょっと黄色っぽい色で光が当たってる感じにふわっと色をのせました。
先生は「フォトショップ」を使っていて、何のブラシかは分からなかったですが、「クリスタ」を使っている私は「エアブラシ」でふわりとのせました。
合成モードは「スクリーン」です。

ちょっと黄色っぽい色で光が当たってる感じにふわっと色をのせました

オーバーレイモード:
「乗算モード」と「スクリーン」の両方の特徴を持つモード。
下の色と合わせて明るいところはより明るく、暗いところはより暗く合成
*乗算モード:下の色と合わせてより暗く合成
*スクリーン:下の色と合わせてより明るく合成

白っぽいグリーンで光が当たった葉脈を描きました。

光が当たった葉脈を描きました

更に光を入れていきます。
その後にピンクやブルーも合成モード「オーバーレイ」で追加していきます。
ファンタジーではピンクやブルーを加えると幻想的なイメージを作りやすいのだとか。。。

更に光を入れていきます

更に光を追加していき、立体感を出しました。
何回も細かく光を入れていく作業は酒井達也先生の講座と同じくです。丁寧ですごいなぁと思います。

完成しました!
かなり立体感出せたと思います☆
確かにピンクとブルーが入ってるせいか、ちょっと幻想的ですよね?

更に光を追加していき、立体感を出しました

2.雲の描き方

ややグラデーションかかった空色にざっくりと雲のシルエットを描きました。
この描き方の出だしは「よー清水」先生の「背景の描き方講座1」でやったのとかなり似てるかも!!

ややグラデーションかかった空色にざっくりと雲のシルエットを描きました

下書きを参考に「水彩ブラシ」で雲の形を作りました。

下書きを参考に「水彩ブラシ」で雲の形を作りました

「指先ツール」で雲の境界線をぼかします。
ランダム感を出すために雲の一部を「消しゴムツール」でいったん、消して形に遊びを入れます。

「指先ツール」で雲の境界線をぼかします

「指先ツール」でさらにどんどんぼかしていきました。
風の流れを意識するんだそうです。かなり地味で時間がかかる作業でした(汗)
でも、雲っぽくなってくるのが実感できると楽しいですね。

「指先ツール」でさらにどんどんぼかしていきました

雲を下から見上げていると設定して、雲の外側に光を入れて、雲の内側に影を入れていきました。

雲の外側に光を入れて、雲の内側に影を入れていきました

「よー清水」先生の「背景入門講座1」、「酒井達也」先生の「モチーフ別 背景の描き方講座」でも雲の描き方を勉強しました。

似てる部分もありますし、オリジナリティがある部分もありますし、色んな先生の描き方を勉強できました!

[nlink url="https://fukudamari.com/draw_sky_clouds/"]

3.ファンタジー背景のモチーフ:木・水面の描き方

合計時間「1時間17分55秒」という事で今回はかなり時間がかかりそうな予感。

でも、デジ絵初心者なりに「どのブラシを使うのか」「不透明度はどうするか」「筆圧調整するか」などちょっとスムーズに選べるようになってきましたので、半年前よりも早く描けるようにもなってきました♪

大テーマ 小テーマ 時間
3.ファンタジー背景のモチーフ:木・水面の描き方 授業スタート 1分18秒
木の描き方 25分50秒
湖の描き方 19分10秒
海の描き方 27分35秒
海の描き方(淡水と海水の違い) 2分43秒
次回予告 1分19秒
合計 1時間17分55秒

1.木の描き方

「酒井達也」先生の「モチーフ別 背景の描き方講座」でも木を描いた事があります。
この時は「三角ブラシ」を多用しました。その時との描き方の違いに注目しながら描くと面白そうだなと思いました!

[nlink url="https://fukudamari.com/draw_grass/"]

木の幹とか枝とかざっくり形作りました。
「ハード系のブラシ」を選んでくださいとの事だったので、三角ブラシで描こうとしたけど、「三角ブラシ」だと上手く描けなかったので、結局「Gペン」で描きました。

木の幹とか枝とかざっくり形作りました

木に光が当たっている部分はざらっと感が出るように描くという事なので、自分で「パステルブラシ」を選んで描いてみました。

その後の葉っぱですが、動画ではブラシの先端の形や散布の設定を触って、はっぱの集合っぽいブラシを作っていました。
クリップスタジオでは「ブラシ先端のシェイプ」はできないのでしょうか?

酒井達也先生の「モチーフ別 背景の描き方講座」で使った葉っぱ集合体みたいなブラシを使う事にしました。

[nlink url="https://fukudamari.com/draw_grass/"]

大体のかたまりのシルエットをラフで描いて(青)、そのあたりに「葉っぱ集合体ブラシ」でスタンプみたいにポンポン押していきました。

「葉っぱ集合体ブラシ」でスタンプみたいにポンポン押していきました

枝の裏側には暗い色で葉っぱ集合体を入れました。
光の当たってる部分も2回くらいに分けて色を重ねていきました。
酒井先生と同じ感じですね。この手法は定番として覚えようと思います!

枝の裏側には暗い色で葉っぱ集合体を入れました。光の当たってる部分も2回くらいに分けて色を重ねていきました。

木にも影になっている部分に葉っぱの色を「乗算モード」でエアブラシで色をすっと入れました。
光が当たる部分はオレンジ系の色を「オーバーレイモード」で色をのせました。

光が当たる部分はオレンジ系の色を「オーバーレイモード」で色をのせました

最後にブルーを全体的にところどころ入れました。
最初に先生がおっしゃってた、「ピンク」と「ブルー」を入れると幻想的になるという事ですよね。

最後にブルーを全体的にところどころ入れました

2.湖の描き方

ここまでは最初から真っ白な新規ファイルから描き方を教えてくれたのに、湖になると急にある程度出来上がった絵からのスタートでした(汗)
こんな時はよく動画と同じダウンロードファイルをパルミーで用意してくれてたのに、今回はそれもない!!

仕方ないので、ざくっと描きましたが、当然ながら先生のクオリティとはくらべものにならない出来です。
まぁ、湖の練習だからいっか。

ざくっと背景を描きました

「エアブラシ」を使って、湖の上の方に明るい色、下の方に暗い色を入れました。
「エアブラシ」ってふんわりと色がグラデっぽく入るので本当便利ですね!

「エアブラシ」を使って、湖の上の方に明るい色、下の方に暗い色を入れました

合成モード「乗算モード」でちょっと暗い色で波をブラシで描いて、「指先ツール」でぼかしました。

ちょっと暗い色で波をブラシで描いて、「指先ツール」でぼかしました

ところどころに透け感と幻想感を出すために明るいブルーをところどころに入れました。
先生はブラシで描いて終了でしたが、私はあまりにも上手くなじませられないので、「指先ツール」で無理やりなじませました(汗)

透け感と幻想感を出すために明るいブルーをところどころに入れました

山をコピーして反転して透明度を下げると映り込みみたいにできます。
その後「指先ツール」でぼかしました。
かなり湖っぽくなって、嬉しい!テンション上がります。
(こんなしょぼい山でもそれなりに見えるもんだ)

山をコピーして反転して透明度を下げると映り込みみたいにできます

部分的にほぼ白に近い色でハイライトを入れるのですが、先生みたいに自然に入れられないので、またもや「指先ツール」でちょっとぼかして、、完成です!

ほぼ白に近い色でハイライトを入れました

3.海の描き方

「海の描き方」もベースの背景素材がなかったので動画の見本とはほど遠いですが、ざっくりベース背景を描いてみました(涙)

ざっくりベース背景を描いてみました

浜辺付近にはエメラルドグリーンを大きめの「エアブラシ」でふわりと入れます。
遠くには波を濃い色で入れます。
湖を描いたときにくっきりしたブラシだとなじまなかったので私は「エアブラシ」で入れました。

白く波だつ感じを先生は「フォトショップ」でブラシを散布にして先端の形状を変更していました。
クリスタのエアブラシツールの中に入っている「トーン削り」を使って同じように描いてみました。

「トーン削り」を使って白波を描いてみました

波に立体感が出るように波の下に暗い色を入れました。「指先ツール」で縦方向にぼかします。
ちょっと波の高さみたいなの出たと思います!初心者なりにw

波に立体感が出るように波の下に暗い色を入れました。「指先ツール」で縦方向にぼかします

細かい白波を入れました!
めっちゃ立体感出ました♪

細かい白波を入れました

海に砂浜の砂が透けた感じを出すために波のベースの上に「エアブラシ」で砂の色をのせました。

海に砂浜の砂が透けた感じを出すために波のベースの上に「エアブラシ」で砂の色をのせました

砂浜の方にも白い波だけ描いて、濡れた感じを出すために砂浜より濃い色で波の間を塗りました。

砂浜の方にも白い波だけ描いて、濡れた感じを出すために砂浜より濃い色で波の間を塗りました

手前が寂しいので白い波や波の影を追加しました。
エメラルドグリーンや深い青をエアブラシでふわっと追加で入れて完成です。

先生と同じようにしたはずなのに完成イメージがなんだか非現実的すぎる色味になってしまいました(涙)

エメラルドグリーンや深い青をエアブラシでふわっと追加で入れて完成です

続きは次回のブログに描きます。

[nlink url="https://fukudamari.com/fantasy_background2/"]

[nlink url="https://fukudamari.com/fantasy_background3/"]

取り組み講座 / ファンタジー背景講座 by はすみゆうき先生

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この講座は、ファンタジーの風景・背景の描き方が学べる背景イラスト講座です。
ファンタジーイラストを描いてみたい人・ゲーム用の背景イラストを描いてみたい人に向けて、プロの背景イラストレーター はすみゆうき先生が、ファンタジー背景制作の基礎知識、ファンタジーの風景・背景を描くための基本モチーフの描き方、実際の背景イラストメイキングを動画で解説します。

ファンタジー背景制作のテクニックや、実際に作品を仕上げる手順を学んで、自分だけのファンタジー世界を表現できるようになりましょう!

パルミー(Palmie)

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